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誤嚥性肺炎について

こんにちは、海浜幕張の歯医者 フィロソフィア歯科の土持です。

本日は誤嚥性肺炎についてご説明していきたいと思います。

最近では健康番組などでもよく取り上げられていますので知っている方もおおいと思います。

まず誤嚥とはなにか、一つ前のお知らせでも説明してありますが、唾液や食べ物が食べ物の通る正しい道(食道)ではなく、肺への道(気管)の方へと入ってしまうことです

誤嚥した場合は体が反応して、むせることで気管に入ってしまった物を出そうとおきる運動です。ただ出すためには喉の筋肉を使うので、筋力が低下してきてしまうとしっかりと出すことができなく、肺の方へ唾液や食べ物が流れていってしまいます。

唾液の中には1g中に約1億個の細菌がいると言われています。同じ様に磨き残し(プラーク)の中にも1gあたり同じ量の細菌があるので、誤嚥したものを出せないと肺にそれだけの細菌が侵入してしまうことになります。

細菌が肺に侵入することで肺炎を引き起こします。

これが誤嚥性肺炎を発症する流れになります。

また、高齢の方や半身麻痺のある方などは、咳で異物を除去しようとする反射機能が低下してきているので、睡眠中に誤嚥に体が反応せずにむせの症状もなく誤嚥している場合があります。これを不顕性誤嚥といいます。

誤嚥性肺炎の症状ですが発熱せき濃い色の痰などあります。 高齢者では食欲の低下やぼんやりする、普段より元気がないなどあります。

誤嚥性肺炎の治療法としては、炎症を起こしている菌に対しての抗菌薬での治療となります。

  

誤嚥性肺炎を起こさないためには、お口の中を清潔に保つことです。磨き残しがあり、歯石もできてしまっていると菌の数も増えて誤嚥した際に肺炎をおこすリスクが高くなります。

虫歯や痛みなどなくても歯医者での歯のクリーニングをお勧めします。

歯医者に行くのが困難な方々には訪問歯科でお家や施設でクリーニングであったり治療を行うこともできます。

フィロソフィア歯科でも訪問診療を行っていますので、気になる方は気軽にご相談ください。

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