小児の外傷

こんにちは、海浜幕張 フィロソフィア歯科です。
今回はお子さんの口の怪我などについてお話ししたいと思います。
まず、子供の怪我(外傷)について
子供は大人と比べると怪我をする機械が多いです。
歩行中に転んだり、友達と遊んでいてボールが顔に当たったりなど、口の中を怪我することがおおいです。
そんな子供の怪我でも顎や顔面周囲、口の中であれば歯医者で対応することが可能です。
子供の外傷で一番多いのは転倒による外傷です。
子供の歯や顎、骨はまだ成長途中で未熟なのでぶつけると歯が割れたり、脱臼したりします。また転倒した際に唇を歯で傷つけてしまったりもします。
それでは、それぞれの治療方法を説明します。
●歯が折れてしまった場合
先端の部分だけなどの場合はCR(コンポジットレジン)という樹脂製の材料で折れた部分の埋めて形を整えます。
ただし、歯の神経が出ている場合は神経をとる必要があることもあります。神経が出ているかは折れた場所の中心がピンク色になっているか、中心から出血があるかなど。
●唇を噛んで切れてしまった場合
かなり深く噛んでしまっている場合は糸で傷口を縫って傷口がしっかりとくっつくようにします。
●歯が抜けてしまった場合
抜けた歯を持ってくる場合はティッシュなどにはくるまないで、牛乳の中にいれて持って来ていただくと口の中に戻りやすいです。ただ抜けてから時間が経ちすぎるともどしてもうまく戻らないことが多くなるので、早めに近くの歯医者にいくようにしてください。
●歯は抜けてないが、揺れている。
亜脱臼といって完全には脱臼していない状態か、歯が見えないところで折れている可能性があります。この場合は隣の歯と材料で固定をして揺れない様にします。3ヶ月ほど様子を見ますが、徐々に歯の色が黒くなってきた場合は神経か根っこの先で切れているのでその場合は神経をとる処置を行います。
●逆に歯が埋まってしまった
この場合はそのまま様子をみることが多いです。徐々に元の位置まで戻ってきます。大人の場合は元の位置まで引っ張ったり押したりして元の位置に戻してから固定をします。
この様にお子様の口周りの怪我などにも歯医者は対応できますので、ないことが一番ですが、もしもお子さんが怪我をされた場合はお近くの歯医者にすぐ行く様にして下さい。旅行先であっても応急処置はできるので!
これからゴールデンウィークに入りますので気をつけてお出かけください。
GW中でもフィロソフィア歯科を通常診療していますので何かありましたらお気軽にご連絡ください。