歯周病が全身に与える影響

こんにちは、海浜幕張の歯医者　フィロソフィア歯科です。

最近天気が不安定で、体調を崩しやすいですがフィロソフィアのスタッフ一同元気に仕事しています。皆様も体調には十分に気をつけてください。

ということで今回は歯周病が全身に与える影響についてお話ししたいと思います。

最近だとテレビでも取り上げられることが多くなっている歯周病ですが。口の中だけでなく持病を悪化させたり、肺炎になってしまうリスクが上がるなどいろいろありますので早速話していきたいと思います。

　

　毎日の歯ブラシの磨き残しや、歯石をそのままにしていると、歯茎が腫れる歯肉炎や歯周炎を起こしてしまいます。いわゆる歯周病です。

　歯周病になるとお口の中の歯周病の原因となる菌がどんどん増殖をしていきます。増殖して菌はお口の中だけでなく、全身に徐々に移行し他の身体の器官や臓器にまで感染してしまいます。

　

【脳梗塞や心筋梗塞を誘発するリスクの増加】

　歯茎には無数の血管があります。歯周病菌はお口のなかから血管に入り全身にひろがります。その際に血管内に菌があるので血管内で炎症物質がたくさんできます。これらが原因となり、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞などをおこすリスクが上がってしまいます。

【歯周病による低体重児出産、早産の危険】

　歯周病で早産になる？？と思われる方もおおいと思いますが、最初にお話しした通り、歯周病菌は血流にとり全身に広がっていきます。血管内で生成される炎症性サイトカイン　プロスタグランジンが増加し、子宮収縮が促進されることが原因です。

　妊娠中は特に歯周病に気をつける必要があります。

　

　

などまだまだ多くの病気と関係しているので、ご自身の病気を悪化させないため、病気になるリスクをあげないためにも歯周病は治す必要があります。

歯医者に定期検診にいっているからと安心していても、僕らは医院にきていただいた時にしか口の中を見ることができません。極端に言えば毎日歯医者に通いクリーニングをすればいいのですがそれは生活している上で無理なことだと思います。なので歯周病だけではないですが、特に歯周病に関しては患者さんと歯医者、衛生士みんなで治療をおこなっていくものだと考えています。

　フィロソフィアでは定期的なクリーニングを行いながら、患者さんのお口の中の状態に合わせて衛生士が歯磨き指導をしてくれています。歯磨きでわからないことやここがいつも磨きづらいなどありましたら気軽にご相談ください。