歯ぎしりの治療方法

こんにちは、海浜幕張駅近くのイオン海浜幕張店、フィロソフィア歯科の土持です。今回は前回お話しさせて頂いた歯ぎしりの治療方法を説明したいと思います。
前の記事でお話しした通り、現在歯ぎしりがどの様に起きるのかのメカニズムははっきりとわかっていないため根本的にこれをすれば歯ぎしりがピタッとなくなるものはありませんが、歯ぎしりから歯を守るための治療方法はあります。
⑴ナイトガード(マウスピース)
⑵自己暗示
⑶ボトックス注射
の3つをご紹介していきたいと思います。
⑴ナイトガード(マウスピース)
夜寝る時に上のはにつけるマウスピースです。これは歯ぎしりをなくすというよりは、歯ぎしりで歯が削れたり・欠けたりするのを防ぐものになります。夜間就寝時は無意識下で歯ぎしりをしてしまうので、歯を守るために必要となってきます。上の歯全体を覆う物ですが覆うのは歯の部分だけになるので異物感もある程度少なく使用することができます。
⑵自己暗示
これは日中に行うものです。歯ぎしり食いしばりをしていることを自覚して、目のつく範囲、例えば冷蔵庫の扉、パソコンの画面の端になどシールもしくは何らかのマークをつけてそれを見た時に一度口を大きく何回か開け閉めして筋肉を伸ばす様にするものです。日中も何かに集中している時に歯ぎしりをしていることがあり、口周りの筋肉が凝り固まってしまっているのでそれを伸ばすためのものです。
⑶ボトックス注射
自費診療になってはしまいますが、これは頬の外側にある筋肉に注射をして、筋肉の一部を一時的に動かなくして、無意識にする歯ぎしりをできない様にする治療方法です。ご自身での確認の仕方だと下顎の角の部分を触ってグッと噛んだ時にポコっと動く筋肉があると思いますその筋肉が噛んでも動きが小さくあります。
これらの方法でご自身の歯を守る必要があります。何歳になっても美味しくご飯が食べられる様にしましょう。
わからないことや、ご質問等あれば、海浜幕張駅、イオン海浜幕張店 フィロソフィア歯科までご来院ください。